知らないと危ない…引き取り手のない人が「お墓があるのに、入れない」事態を避けるための「必要な手続き」
「自分が亡くなった時、お墓に入れないことがある」そんなことを想像した人はいるでしょうか?
古くから日本は『家』制度を重んじてきました。現在はひとつの戸籍に二代しか入れないようにはなりましたが、まだ結婚式の表示でも個々の名前ではなく、家の姓が使用されています。それだけ個人よりも『家』というものが、まだ重視されているということです。
お墓だって同じこと。〇〇家の墓というものがあり、彼岸の日や命日等に墓参りしたことがある人は、少なくないでしょう。墓の存在は、脈々と子孫は増え続け、家は受け継がれていくということが前提でした。ところが「少子高齢化」の波は、この墓に関連する部分にも押し寄せているのです。
OAGライフサポート 代表取締役 太田垣章子 寄稿【現代ビジネス掲載】