COLUMNコラム

死亡後は土に還る「堆肥葬?」「コンポスト葬?」

亡くなった後のご自身の亡き骸について、考えたことはありますか?

当然に、先祖代々が眠っているお寺の境内や霊園にある「〇〇家の墓」という墓石の地面の下に、骨壺ごと納められるものだと思っていますか?
 
近年、こうした従来型のお墓を継ぐ人がいないという問題が急増し、承継者の心配をしなくて済むように、永代供養の納骨堂に合祀してもらう方法や、樹木葬、遺骨を粉にして海に撒く散骨、粉骨をロケットで飛ばす宇宙葬など、多種多様な遺骨の埋葬方法が選択されるようになっています。

今回は、アメリカの6つの州で合法化されている(2023年3月現在)葬送方法をご紹介します。「堆肥葬」もしくは「コンポスト葬」とでも呼べばいいでしょうか、ひと言でいえば、ご遺体を火葬せずに堆肥化するというものです。ご遺体を堆肥化することで、遺族はでき上がった堆肥を使って、植物を育てることもできるそうです。

ご遺体の効果的な分解を促すために、過度なエンバーミングなどはせず、ご遺体をオーガニックコットンに包み、棺の代わりになる専用の容器に入れて、専用ポットの中で30日間ほどかけて堆肥化されます。

その後6~8週間ほどかけて乾燥させ、堆肥ができあがると、遺族が取りに来てもいいですし、森林に寄附することもできるそうです。
 
皆さんは、こうした葬送方法について、どのようにお考えでしょうか。
 
アメリカでも「遺体はゴミじゃない」など反対の声もあがっているようですが、火葬そのものに使われるエネルギーや排出される二酸化炭素など、火葬による環境負荷の大きさを考えれば「人間が自然に還る」ということを歓迎する向きも多いそうです。
 
果たして日本でも「葬送文化の多様化」の一環として、受け入れられるでしょうか。 

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